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発達障害の子供とコミュニケーションをとるために実践した方法 多様化していく時代に子どもに何を伝えるか

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ほっこりlifeに訪問してくださりありがとうございます。

言葉が遅くても、コミュニケーションがとれなくても、日々の生活の中で子供と接する時に少しずつ意識を変えて接するだけで、子どもの成長度合いは変わります。

子どもの可能性は無限大です✨ 

この言葉を信じて私は今、子育て奮闘中です!! 

私の娘は3歳半まで意味のある言葉を一つも話せませんでした

理解力もなく何を言っても伝わらないのです。 

意味もなく突然癇癪を起こしたり、発狂して泣き出したり、眠りも浅く夜中に何度も起きてしまったりした時期がありました。

 

この頃の私は娘の将来を考えると物凄く不安で、何とかしてあげたいという気持ちでいっぱいでした。 

自分の気持ちや感情を伝えることができずに本当に苦しんでいたのは娘のはずなのに…

親の私は周りの同年代のお友達のように育って欲しいとか、突然急成長する時がきて欲しいとか思っていて、娘ときちんと向き合えてなかったのかもしれません。 

 

現在、娘は遅いながらも元気いっぱい幼稚園に通う年中さん(5歳)です!

言葉も増え、簡単なコミュニケーションなら取れるようになり、食事や衣類の着脱、トイレ、お絵かき、折り紙、ハサミやのりを使っての工作など、色々なことができるようになりました。 

まだまだ課題は多いのですが、ゆっくり成長を見守りたいと思っています。 

全くコミュニケーションが取れない時期に私が娘に実践したこと 

YES・NOで答えられるようなコミュニケーションをとれるようにする

この段階では、言葉での返事を期待せずに

子どもが考えている事や思っている事を、外に発信する事が目的なので無視されても根気よく続けます。 

例えば、

   私  ジュース、飲む?(ジュースとコップを見せて)

   娘  飲みたい時、うんと頷く。首を縦にふる。

      飲みたくない時、ううんと首を横にふる。 

他にも、簡単な短い質問など

   公園(お外)行く?(靴や帽子を見せて)

   お絵描きする?(画用紙とクレヨン見せて) 

など、初めは本当に簡単な単語だけで聞きます。これで十分です。

 

繰り返す事で一週間ぐらいすると変化が見られるかと思います。

答えられなくても言葉に反応してくれるかと思います。 

伝えなければジュースが冷蔵庫に片付けられてしまう、公園に行けなくなってしまうとなると娘は必死になります。

 

最初は泣いたり腕をひっぱたりしていても

「うん」と首を縦に振るだけで、もらえる事を学習することにより早い段階でYES・NOの意思表示をしてくれるようになると思います。

 

定型発達の子なら沢山の言葉でコミュニケーションをとる方がいいと思いますが、全く話せない、目も合いづらい子なら、この短い簡単な言葉で物を見せて繰り返し質問をする方法が良いと思います。

 

この段階は機械でいう電源スイッチみたいなもので、起動してからなら単語は(食べ物、動物、色など)いくらでも吸収して覚えることが可能と思います。

 

実際、娘も学研で出版している「こどもずかん」の本に載っているものなら、数週間でほとんど言えるようになっていましたので、焦らなくても良いと思います。 

YES・NOが伝えられるようになったら次は2択の質問で答えられるように  

名称が言えなくても「こっち」とか、指を指したりでもいいので、選択する練習をします。

      私 カルピスとりんごジュースどっちがいい?  

   娘 (カルピスを指して)こっち!

このやりとりを繰り返しているうちに、物と名称が一致するようにもなっていきました。「行く」「食べる」「飲む」「見る」「座る」「笑う」など動詞も使うようにしていきます。

 

そうすると、二語文に繋がりやすくなります。

公文の文カードは日常生活に使いやすかったので参考にしました。

(歯を磨く、ゴミを捨てる、ご飯を食べるなど)

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コミュニケーションをとる練習の中で娘が一番効果があったと思うのが 

   一緒に探す事 

でした。 

例えば、キティちゃんのぬいぐるみ(娘のお気に入り)を前もって引き出しの中に隠して置いて、

「あれ?キティちゃんいないね。どこかなぁ。一緒に探してくれる?」

とお願いします。 

ここで一緒に探してくれなくても私が

「どこかなぁ。ここかなぁ?いないねぇ。」と娘の隣で探します。飽きてしまうので時間は短く、1分くらい探したら見つけます。

 

その時に「いた!キティちゃんいたね!」と喜んで、娘に「見つけてくれてありがと〜」と抱きしめます。何もしていなかったとしても褒めます。 

これをやっているうちに

《いた・いない》《ある・ない》

を覚えていきます。

すると娘は日常生活の中で「ママ、いない」と泣き、見つけると「ママ、いた!」と言えるようになっていきました。 

しばらくすると応用できるようになり、私が「パパいる?」と聞くと、廊下に行って外を見てパパの車があるか確認して、車がない時は「パパいない」と教えてくれるようになりました。

 

共感する楽しさも身に付くと思います。庭のお花を摘んで私のところにも見せに来て

「ママみて〜おはな かわいいね♡」

と娘から初めて要求以外の言葉で話しかけてもらえた時は感動でした。

教え方に注意が必要なのが、気持ちの代弁をしてしまうことです。

私は話せない娘の代わりに、事あるごとに代弁してあげていました。

転んだ時に「痛かったね」とか、まだ帰りたくなくて泣いた時には「もっと遊びたかったね」など、その時は気持ちを落ち着かせてあげることはできますが、気持ちを読んで代弁してくれる人がいつも近くにいることなんてありませんし、感情を自分で言葉に表して伝える練習をしたり、自分なりに高ぶった感情の解消法を見つけ出す訓練が必要です。

 

例えば、転んだときに、自分で痛い所を撫でて

「痛いの痛いのお空に飛んでけー」とお空に投げる真似をすることを教えることで、痛みを和らげる作用を促すとかです。

大人になったって、感情のコントロールが難しい時があるのですから、子どもの頃から訓練が必要なのです。 

 

他にも、幼稚園や学校などの集団生活が始まる前に、なるべくやらないようにしていることは

「お姉さんだから泣かないよ」と言ってしまう事

泣くのを無理やり止めさせたり、〇〇だからと追い詰めてしまうのは良くないと思います。

 

逆に、泣き止んだ時に

「わぁ 強いね!(偉いね)お姉さんだね!痛かったでしょ〜」

ならいいと思いますが

「お菓子あげるから」

と言って物で感情をコントロールしてしまう事や

「あっちの玩具で遊ぼう」

と違う話題にして気を反らせたり、子どもの要求をすり替えても何も解決しませんのであまりよくないと思います。 

集団生活の中では絵を描きたくても、お歌の時間だったり、静かに座って紙芝居を見る時間だったりして、自分の要求通りにはいかない事もありますから 

YES・BUT法で伝える

「そうだね、お絵描きしたいね。でも今はお歌の時間だから楽しく歌っちゃお♪」といって促して、これで素直にお歌を歌えたなら

すかさず「えらいね!さすがお姉さん!(かっこいいね!)」と褒めます!

頑張った時にだけ褒める事がポイントです。

出来なかった時は怒ったり注意したりせずに、見守るだけでの対応をします。 

外出先で私が実践した方法 

簡単な単語だけでも、子どもに的確に伝える方法があります。 

例えば、病院や図書館で走ってしまう時

走らないよ。転んだら危ないよ。ぶつかっちゃうよ。他の人に迷惑だよ。

などと言っても全く伝わりません。

 

そんな時は、『歩きます』これだけです。

動きを止めたいときは『ここに座ります』

 

ハサミや爪切りなど危ない物を持ってしまった時

切っちゃったら大変。危ないよ。痛い痛いよ。離して。そこに置いて。

など言ってしまいそうですが

手を出して『ママにください』

または、箱を見せて『ここに入れます』が有効です。

 

道路の方へ走って行ってしまったりして危険な時

戻ってきて。危ないよ。よく見て。車来るよ。行かないよ。

などは緊急の時には使えません。

 

そんな時には大きな声で

『ストップ!』

と言います。 

そして全力で追いかけて捕まえる。

目を離したほんの一瞬で危険な目にあってしまう事があるので

駐車場や川の近くなど危険な場所では手を繋ぐなどの対策が必要だと思います。

言葉は一つのコミュニケーションツール 

子どもに早く話せるようになって欲しいと思う反面、言葉はあくまでコミュニケーションツールの一つだと思うので、焦らず育てていけたらと思います。

コミュニケーションのとり方は人それぞれで、感じ方や受け止め方が違うように正解はなく、言葉がうまく使えなくてもコミュニケーション能力が高い人も沢山いると思います。 

手作り料理を出した時に「おいしいです」と言ってほとんど食べずに残されても、おいしかったという思いは伝わりにくいと思いますし、逆に何も言わず無言でお辞儀だけだったけど、お皿を見たら全部完食してくれていることで伝わる思いもあります。

これから 

私は生きていく上で大切なことは、勉強、教養はもちろんですが、人との繋がりや人間関係がとても大切だと思うのです。

もちろん学力が高いことに越したことはありませんが、何かを丸暗記することで身につける知識に、全力を尽くすことには虚しさを感じています。

ゆっくり成長している娘を見ていてそう感じます。

これからの時代、ハンディキャップのある娘をどう育てていくか悩ましいところではありますが、普通のことが普通にできない娘だからこそ、これから多様化していく時代に活躍できることがあると信じて、子育てに奮闘していきたいと思います。私が子育てで悩んだ経験が、誰かのお役に立てれば幸いです。

 

ここまで読んで下さりありがとうございました(*'-'*)